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西尾維新 『傷物語』

最近、好きな作品がアニメ化すると言われても素直に喜べなくなってきました。

原作が未完の作品を1クールで中途半端に終わらせたり、ロボを安い3DCGで誤魔化してたり、
挙げ句の果てには、クオリティの低さに原作レイプなどと言われる始末。

作品数ばっかり増えて中身の薄い、貧乏人のカルピスみたいになってきた「祝!アニメ化!」のアオリに
喜ぶことが無くなってきたのですが、それでも稀に純粋にアニメ化を喜べる作品が出てくることがあります。

その作品こそ、今まで読んできた中で最強の腹筋破壊小説だった『化物語』、そしてその前日談がこの『傷物語』です。

傷物語 (講談社BOX)傷物語 (講談社BOX)
(2008/05/08)
西尾 維新

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高校生・阿良々木暦は、ある日、血が凍るほど美しい金髪の吸血鬼と出逢ってしまった……!?
彼女がいなければ"化物"を知ることはなかった――



正直なところ、前日談って好きじゃないんですよねー。
物語には読者の予想をどこまでも裏切って欲しい。
そのためならば主人公やヒロインが死ぬといったような反則ブッチギリ展開だってバッチコーイ!
とまぁ、僕はそういう人間なもんで、いろいろとオチが分かってしまう前日談はどうもダメ。

しかも今回は『化物語』で登場し、主人公と漫才を繰り広げた愉快なヒロイン達が登場しません。
前作で一番良かったポイントは、主人公とヒロインのテンポのよいボケ・ツッコミ、曰く“会話の妙”でしたので、
それが期待できない今作で過剰な期待をしてはいけないと気を引き締めてページを開いたのですが・・・。



ええ、杞憂でした。



前作のミソが「ヒロインとの漫才」なら、今作のミソは「ヒロインへのセクハラ」でした。
何考えてんだ西尾維新w

献身的なヒロインにセクハラする描写は魂込もってます。具体的には300ページから308ページ。
カバーの「120%趣味で書かれた小説です」というアオリの真意はこの8ページに凝縮されているといっても過言ではありません。

ということで、魂の込もったセクハラ描写はあるものの、まんべんなく爆笑できた前作「化物語」に比べると一歩及ばなかった今作。
面白かったけど、これでおしまいって寂しいなー・・・と思ったら「偽物語」というタイトルで続編が出るとのこと。

うん、すげぇ楽しみだ!
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