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伊坂幸太郎 『アヒルと鴨のコインロッカー』

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
(2006/12/21)
伊坂 幸太郎

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引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。
初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。
彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?
そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!




まだまだ感想書いてない読了本が溜まってるマイノリティ野郎・TOMYです。
"溜まってる" の部分で反応した方は清純派の称号を即刻捨ててください。

上司オススメ伊坂幸太郎シリーズの・・・ええと、何冊目だっけか。6冊目ぐらい?
なんか帯に「映画化!」みたいなことが書かれていましたが、名前も聞いたことありませんでした。

お話は大学生・椎名と隣人・川崎が書店強盗をするところから始まる現在編と
ペットショップ店員・琴美と恋人のブータン人・ドルジ、琴美の元彼・川崎が事件に巻き込まれる過去編が交互に進行し、
最後にタネが明かされる、という一風変わったミステリー(?)です。

過去編のオチは特に熟考せずとも推測できるぐらい簡単なものなんですが、
いざ種明かしされてから「ああ、あれも伏線だったのか」と感心させられる部分が結構あり、
構成・伏線の緻密さは見事でした。

そのあたりのインパクト、川崎のエキセントリックさなど、
インパクトとキャラの魅力に欠ける伊坂作品にしては、珍しく両者が備わっていたのですが・・・
・・・なんとも読後感が悪い。

いや、その辺の三文小説より味のあるラストではあるんですよ。
・・・でも、後味が悪い。

こういうのが好きな人もいるのでしょうけど、僕にはちょっと合いませんでした。
ちなみに貸してくださった上司も同じ意見でした。故に貸す順番が後回しになったんでしょうか。


余談になりますが、読了後に新たな疑問が浮かんできました。
『帯にある映画化って・・・この作品をどうやって映像化したのだろう?』、と。

これ以降はネタバレギリギリの発言になってしまうのですが、
この作品のトリックは “小説ならでは” のトリックです。

おそらく映画公開前などは、「あのトリックをどうやって映像化するのか」というのが宣伝文句になったのでしょう。
確かに僕も気になります。


・・・でも邦画ってその辺期待できないんですよねぇー。

そもそも傑作が出来上がってたのなら、上述のように「聞いたこともない」ということは無かったでしょうし。
ということで、華麗にスルー決定です。

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