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ジョジョ×乙一 『The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day』

The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another dayThe Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day
(2007/11/26)
乙一



<< 成分表 >>
ジョジョ - 30%
乙一 - 70%

「本品は "ジョジョの皮をかぶった乙一小説" です。」


さて、ここで一度 "ジョジョらしさ" とは何か、考え直してみましょう。

(1) 圧倒的不利を機転で潜り抜けてゆく死闘。
(2) 友と正義のためなら命も惜しまぬ漢気。
(3) 頭のネジが数本ブッ飛んでないと出てこないような、ケレン味溢れる名台詞。


この小説には上記の項目は含まれているでしょうか?
回答は以下の通りです。

(1) 少しだけある。
(2) 少しだけある。
(3) ほぼ無い。


(3)が致命的ですね。
この世界の仗助は髪型のことを指摘された時、以下のように答えるでしょう。

「・・・この髪型がサザエさんみたいだと?」

なんか違いますよね。
正しくは、こう。

「このヘアースタイルがサザエさんみてェーだとォ?」

これだッ!
この眉間とアゴにしわを寄せた仗助の顔が浮かぶようなッ!
オツムの弱さが滲み出る愉快な台詞こそが "ジョジョらしさ" なんだよォーーーッ!!


と、ここまで色々言ってきましたが、乙一小説として読むなら普通に面白いんですよね。
この作品は残虐な黒乙一、切なさの白乙一のどちら寄りかと言うと、少しグレー気味の白乙一といったところ。
相変わらず細かく仕組まれているトリックなど、乙一節は健在です。

しかし、やはりジョジョ小説としてはダメ。どうしても各キャラの台詞から違和感がぬぐえない。

いやね、ホントもっと弾けてよかったと思いますよ?
2ページブチ抜きで
「ドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラ ドラァッ!」
とかやっても許されたと思うんですよ。

でもやっていない。
まぁ、全編にわたってシリアスにしたかったのはわかるんですけど、それならジョジョじゃなくてもよかったと思うんです。


ゆえにこの本は、ジョジョではなく普通の乙一小説と思って読むことをお勧めします。
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  • 2007/12/24(月) 05:38:00 |
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