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西尾維新 『化物語(上)(下)』

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阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ケ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかった-!?


えーと。
京極堂と水木しげるを足して2で割って5で薄めて、萌え美少女の皮を被ったさまぁ~ずを加えたような作品でした。
うん、我ながらワケわからんが、割りと的を得た例えが出来た気がする。


話の本筋は
「主人公・阿良々木暦は怪異に取り付かれた少女たちと出会い、
 少女と知り合いの怪異の専門家・忍野メメと巡り合わせ、憑き物落としをする」

というもののはずなんですが・・・

読了後は、「主人公と女の子が下ネタ満載の漫才をしていた」という印象しか残ってません。

いやマジで怪異より漫才のページのほうが多いんではなかろうか?


まぁ漫才のクオリティが高かったので、個人的には楽しく読めたのですが、
しかしこれは人を選ぶ面白さかと思われます。



では、どういう人なら合うのでしょうか?


例として、作中にこんな一文があります。


しかし、それにしても、なんだな……。
吸血鬼だったり猫だったり蟹だったり蝸牛だったり、
委員長だったり病弱だったり小学生だったり、
猫耳だったりツンデレだったり迷子だったり、挙句の果てには百合だったり、
この世界は、なんていえばいいのだろう、チャレンジャブルというか、貪欲だな……。


この文に対する反応は、おそらく以下の三種かと。

  (1) うわっキモッ! ガチで引くわ・・・
  (2) 自虐的なギャグやねぇ。まぁこういうの嫌いじゃないよ。
  (3) ネ、ネ、ネコ耳ー! 幼女萌えー! 萌えー! ホアアーッ!! ホアーッ!!


さて、貴方の反応はどれでしょう?

(1)の人は、この本を読むのはやめておいたほうが無難かと。
(2)の人は、"普通に" 楽しめるかと。
(3)の人は、言わずもがな。とりあえず精神科に行ってください。


しかし正直なところ、上下巻合わせて¥3,200は高い・・・。
内容の軽さからして、文庫にして上下巻合わせて¥1,300ぐらいが妥当な値段だと思う・・・。


しかし続編が出たら発売日に本屋に買いに走ってしまいそうなぐらい、ハマってしまいました。
中毒性は高いです。お気をつけください。




───余談。

一応、この本のメインは怪異についてのお話なので、民間伝承や古典小説、怪談などからの引用が多くあります。

そのため、各怪異の謎を解き明かすのに "絶対に必要" な怪談はキッチリ解説してくれるのですが、
"特に必要でない" ものは、読者が既に知っているもの、
または後で調べてくれるものとして、あっさりと解説を放棄されてしまいます。

なので、これから読まれる方は以下の話を先に調べておくことをオススメします。
( 調べる内容は、話の概要程度でOK )

 ・猿の手 (W.W.ジェイコブズ)
 ・ファウスト (ゲーテ)
 ・ビックリマン(初代TVアニメ)


さらに、続編が本当に出るそうです。
「傷物語」か「無物語」どちらかのタイトルで2008年刊行予定。

うん、すげぇ楽しみだ!
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