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高田崇史 『QED 龍馬暗殺』

QED〈龍馬暗殺〉 (講談社文庫 た 88-12)QED〈龍馬暗殺〉 (講談社文庫 た 88-12)
(2007/03/15)
高田 崇史

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人の住んでいる家は四軒しかない、高知の山奥にある蝶ヶ谷村。
嵐による土砂崩れで、麓への一本道が塞がれる中、殺人と自殺の連鎖が十人の村人たちを襲う。
村を訪れていた崇、奈々たちは否応なく事件に巻きこまれるが、その最中、龍馬暗殺の黒幕を決定づける手紙の存在を知り…。
博覧強記・崇の推理は、悲劇の輪廻と、龍馬殺害に纒わる最大の謎を時空へ解き放つ。





感想書かずに放置していた読了本が溜まっているTOMYです。

流石に読了が数ヶ月前となると思い出すのに苦労して、その面倒さからさらに放置する悪循環に陥るんですよねー。
そんな悪循環もいつかは断ち切らねばならんということで、今回は数ヶ月前に読了した小説の感想など。

読む本のスタック・・・じゃない、ストックが尽きたので以前読んでいたシリーズの続きを買ってきました。
毎度おなじみトンデモ歴史ミステリー、QEDシリーズの一冊です。

正直なところ、江戸時代以降の日本史は好きではないのですが、食わず嫌いはよろしくないので読んでみましたが・・・。

─────うん、やっぱ江戸以降の歴史は僕には合っていないようです。


とまぁ、そんな個人的趣向は置いといて。

このQEDシリーズはワトソン役の薬剤師・棚旗 奈々と、ホームズ役の漢方薬剤師・桑原 崇が
歴史に残された謎を一般教養とは違った視点(主に呪い)から解釈し、
教科書や一般知識が教えている歴史とは異なる真実を導き出し、
そのオマケで現代で起こった殺人事件を解決するという変り種ミステリーです。

その解釈は相当歪んでいるように見えるので、100%鵜呑みにするのではなく、
「そういう風に考える人とか資料があるんだね」と思う程度にしています。
そうしないと歪んだ解釈に毒されてしまう感じがするんですよ。本当に。

と、そんな懐かしい感覚に浸りながら呼んでみたのですが・・・。


このシリーズってここまで歴史ミステリー部分と現代の時間が乖離してたかな、と。


過去のシリーズだともう少し歴史部分と事件部分が関連を持っていたと思うんですが、
今回は坂本龍馬暗殺の謎と事件が全く別物、平行線のマルチスレッドとして進展し、
最後の最後、双方の計算結果だけを検算するように、ちょろっとだけ二つの謎が交差しておしまい、という脱力展開。

他にもこのシリーズの魅力はタイトルにある歴史関連の史跡・寺院などを巡りながら、
その由来などを "わかりにくく" 解説してくれるところだったのですが、今回は嵐の山村に閉じ込められてそれもナシ。


歴史解説のわかりにくさなどは今まで通りだったのですが、期待してたものとは微妙に違う物足りなさを感じる一冊でした。
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